利尻町麒麟獅子舞

伝承年・伝承者  明治39年。森本金太郎氏。
伝承元  鳥取県因幡地方
獅子の形態  頭は麒麟を模している。胴幕の中は2人。
獅子取りの形態  猩々。
囃子方の形態  笛・太鼓・鉦。

   利尻町内仙法志南浜神社の春季例祭は、6月21日に行われる。当日は18時より境内で舞が奉納される。 猩々を先頭として、麒麟獅子が舞う。胴幕も猩々の衣装も全て朱色で彩られ、見た目は華やかさを感じたが、舞いそのものはゆったりとしている。曲もゆっくりとしており、演舞の時間も長い

  利尻町には、麒麟獅子舞の道具として、麒麟の形をした頭、猩々、鉦、及び猿田彦が残されていた(舞の中では猿田彦はない)。戦後一時期途絶えていたが、最近(2004年)になって再び演舞されるようになった。

  同じ麒麟獅子舞は、釧路市内にも伝わっている。

 

麒麟獅子舞
「獅子頭」

演 目

利尻町麒麟獅子舞

  猩々が先導を取り、麒麟がゆったりと舞う。頭を大きく上下にらすのが特徴である。胴幕の後ろが、大きく手を広げるなど、他の獅子舞と比較しても、異なる点が非常に多い。

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