望来獅子舞

伝承年・伝承者  昭和5年。小島市五郎。
伝承元  富山県利賀村下原。
 砺波型。1列一頭立て。頭は中に入る。
獅子の形態  胴幕の中は5人。
獅子取りの形態  1人もしくは2人で、演目毎に手に刀、長刀、棒、鎌を持つ。
囃子方の形態  笛、太鼓。
   

 「新十津川町獅子神楽」と同じく、富山県利賀村(現南砺市)より伝承される。舞の形態や曲のイメージも似ている。

 望来神社例大祭では、朝8時頃より奉納が行われる。その後町内を巡回するが、富山県本来の巡回のように一軒ずつ回って舞を奉納する。そのため、現在では2日間で巡回が行われている。1日目は山間部を、2日目は市街地を巡回する。

 かつては望来中学校が伝承活動を行っていたが、現在は厚田中学校に統合されたため、厚田中学校が引き続き伝承活動を行っている。

望来神社例大祭にて
(巡回先で『鎌』を舞う)

演 目

 刀を手に持って舞う。刀の鞘は腰に付け、舞の始めに抜き、終わると納める。

長刀

 長刀を使う舞。 比較的大きくゆったりと舞う。

 鎖鎌を使い、大きく体を動かして舞う。

 2m程の黒い棒を使う。棒は体の前後に回す。

 
道中

 演目ではないが、各家を回る間に演奏される。

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