千歳泉郷獅子舞

伝承年・伝承者  明治29年頃。山城鶴次郎氏。
伝承元  富山県富山市水橋町。
 砺波型。1頭立て。
獅子の形態  胴幕の中は2列。頭を含め9人が中に入る。
獅子取りの形態  演目毎に1人。手には獅子取り棒を持つ。天狗舞には天狗で、手に槍を持つ。
囃子方の形態  笛、太鼓。

昭和54年10月25日
千歳市指定無形文化財となる。

  砺波型の獅子であるが、氷見型の演目なので、砺波と氷見の融合型と言える。ただし、本場富山県でも砺波獅子の中に氷見の演目があるので、特に珍しい形とは考えなくても良い。

 曲の感じはよく似ている。『七五三』と『八五三』では獅子取りが一人付く。『天狗の舞』では、天狗が付く。この『天狗の舞』は、『七五三』よ『八五三』を基として泉郷獅子舞独自で作りだしたものである。

 

 泉郷神社例大祭にて
   
(天狗の舞)   

演 目

七五三

 軽快なリズムを持つ。獅子取りは獅子と対面、または背面の形を取る。

八五三

 『七五三』と似ているが、獅子取りが獅子と横向きで舞う形を取る。

 

天狗の舞

 天狗が付き、前後左右に舞う。最後は槍で獅子を射止める所作をする。

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