伝承年・伝承者 | 明治36年。寺元恵観氏。 |
伝承元 | 富山県。 |
型 | 砺波型2列。一頭立て。 |
獅子の形態 | 頭は胴幕に入る。胴幕の中は6人。 |
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演目によって、1人または数人。シャグマを被る。 |
囃子方の形態 | 笛・太鼓・鉦。 |
昭和40年10月21日、南富良野町指定無形民俗文化財に指定される。 秋の例祭で、町内を巡回する。巡回の方法が、富山県で調査したときに見た形と似ているところがあった。現在の北海道での巡回には珍しく、車やバスを使わず徒歩で町内を回っている。町内といえども、幾寅地区に限定されるので、可能であるように感じる。一軒一軒、軒先で1つの舞を演じていた。そしてお祭り広場(幾寅駅前)、道の駅では、数曲演舞を行う。巡回の道中は、道中囃子を奏でていた。 5つの演目の他にも、演目名のみが伝わっている舞が残っているそうである。また、隣の富良野獅子舞は「雄獅子」で、幾寅獅子舞は「雌獅子」と言われている。
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幾寅神社例大祭 お祭り広場(幾寅駅前)にて |
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ヨッサク |
獅子に向かったり、背を向けたりしながら、獅子をあやす動作をする。 |
ヤツブシ |
獅子取りは2人。舞の初めに獅子取りが背面を向く。 |
祗園囃子 |
獅子取りは5人で舞われていた。軽快な舞である。 |
京振り |
リズムもやや早めで、力強い舞である。 |
剣囃子 |
獅子取りは1人。この舞のみ、武器が使われている。 |
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