幌別鉱山獅子舞

伝承年・伝承者  大正9年。
伝承元  宮城県。
 1頭立て。
獅子の形態  獅子の中には2人が入る。
獅子取りの形態  鎌を持つ獅子取りが1人。
囃子方の形態  笛、太鼓、鉦拍子。
 
  幌別鉱山獅子舞は、
平成5年9月2日、登別市指定民俗文化財になる。

  明治後期から大正期にかけて、登別市の北方に位置する鉱山地区が活性化するに従い、宮城県出身者の人たちが故郷を
偲んで行っていた獅子舞である。毎年鉱山神社の例大祭に奉納されていたが、鉱山事業が終了した昭和48年以降、鉱山町の
人口減少に伴い、廃れていった。

  その後、有志が集まり保存会を結成し、現在に至っている。現在は、登別市内幌別地区にある「刈田神社」の祭りに、神輿
と共に市内を回り、数カ所で舞を披露している。

  悪魔の権化である獅子と、神鎌の使い手が戦い、獅子を負かすという構成である。

 

  ※今回は巡業場所や時間など詳細な情報が少なかったため、1箇所での撮影となりました。機会を改め 再度撮影
         に行きたいと考えております。 
 

刈田神社例大祭会場にて
(神社へ帰還途中)
演 目
幌別鉱山獅子舞

鎌を持つ獅子取りと、1頭の獅子が戦う様子を表している。鉦拍子を使用しているため、軽快なリズムになっている。

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